今月は頑張って更新します。
今週の月曜日24日に箕面今宮線、通称桜通りの北小学校前の区間の桜が伐採されました。満開の大きな桜は今年の春が最後だったということになります。
こちらの工事についての予算取りや議会説明は調査費のみが議題にかけられ、工事費などは庁内決裁で済まされていたのが事実。令和4年7月8月に計2回の説明会が行われたが、以後内容の変更に伴う説明はされていません。
沿道住民は説明会の開催と道路の横の水路の間埋設に手法を変更工事の説明を求めて署名も提出を数回しているが、返事もないままに公示日を迎えました。
そのため、市民参加条例に基づく市民出前説明会制度を用いて、箕面市役所みどりまちづくり部道路整備室に説明の依頼を求めました。
(この条例は、平成9年3月31日制定の4月1日から施行)
このような条例が制定されるのは素晴らしいことであり、市民と協働でまちを創っていこうという当時の行政と議会の姿が垣間見られます。
【引用】
条例第五号
(目的)
第一条 この条例は、まちづくりにおける市民参加の基本的な事項を定めることにより、市と市民が協働し、地域社会の発展を図ることを目的とする。
(定義)
第二条 この条例において「市民参加」とは、市の意思形成の段階から市民の意思が反映されること及び市が事業を実施する段階で市と市民が協働することをいう。
2 この条例において「協働」とは、市と市民がそれぞれに果たすべき責任と役割を自覚し、相互に補完し、協力することをいう。
(市民参加の推進に関する基本理念)
第三条 市民参加の推進は、市民のもつ豊かな社会経験と創造的な活動を通して、市と市民が協働して市民福祉の向上と将来のより良いまちづくりの実現を図ることを基本理念として行われるものとする。
2 市民参加は、地方自治の本旨に基づき適正に運営されなければならない。
(市長の責務)
第四条 市長は、市民自らがまちづくりについて考え、行動することができるよう市民参加の機会の提供に努めるとともに、市民参加を円滑に推進するための行政情報の公開に努めなければならない。
(市民の責務)
第五条 市民は、市民参加によるまちづくりの推進について、自らの責任と役割を自覚し、積極的な参加に努めるものとする。
(会議公開の原則)
第六条 市の執行機関に置く附属機関の会議は、規則で定める場合を除き、公開するよう努めなければならない。
(委員の市民公募)
第七条 市の執行機関は、市民の資格において附属機関の委員を任命しようとする場合は、その全部又は一部の委員を公募により選考するよう努めなければならない。
2 前項の公募の方法については、別に定める。
(市民投票の実施)
第八条 市長は、市民の意思を直接問う必要があると認めるときは、市民投票を実施することができる。
2 前項の市民投票の実施に関し、投票に付すべき事項、投票の期日、投票資格者、投票の方法、投票結果の公表その他必要な手続については、別に条例で定める。
(委任)
第九条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
附則
この条例は、平成九年四月一日から施行する
参加によるまちづくりの推進について、自らの責任と役割を自覚し、積極的な参加に努めるものとする。
(会議公開の原則)
第六条 市の執行機関に置く附属機関の会議は、規則で定める場合を除き、公開するよう努めなければならない。
(委員の市民公募)
第七条 市の執行機関は、市民の資格において附属機関の委員を任命しようとする場合は、その全部又は一部の委員を公募により選考するよう努めなければならない。
2 前項の公募の方法については、別に定める。
(市民投票の実施)
第八条 市長は、市民の意思を直接問う必要があると認めるときは、市民投票を実施することができる。
2 前項の市民投票の実施に関し、投票に付すべき事項、投票の期日、投票資格者、投票の方法、投票結果の公表その他必要な手続については、別に条例で定める。
(委任)
第九条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
附則
この条例は、平成九年四月一日から施行する
説明会の依頼をし、本申し込みをし、ずーーっと待たされて、窓口に行っても担当部長はおらず、グループ長の対応。グループ長が判断できるならまだしも、判断権がないため結果待たされ、後日になり無駄な時間でした。回答のないまま24日の朝を迎えました。
沿道には道路の渋滞や工事車両の交通などで迷惑をかけるにも関わらず、周知の紙配布や挨拶回りもなく、立て看板でのPRしかしていなかったのがわかりました。誰が1月に25件に配布されたチラシの内容の「ご理解いただきますよう」で、ご理解するのか。
ご理解できないから反対しているのに「ご理解しろ」とはまたおかしな話しで。市役所は、職員は、誰を見て仕事をしているのか?市とはなんなのか?市の最高権利者は市民であって、市役所の職員はその税金で雇われた門番、管理人であるに過ぎない。全体の奉仕者である彼らは、市民の要望に真摯に対応するのが仕事ではないのか?
朝、入札の大金さんだけが来て、職員は来ず、90分くらい揉めました。業者の方が、インターフォンで挨拶を行うことになり、結局10時半くらいから工事が始りました。。
桜の樹が7本切られました。本当につらくてつらくてしんどい時間だった。
私、造園で桜の研究とかしてきて、こんなに樹を助けるのではない切る行為を見るのが痛くて胸が苦しくなりました。
でも、その現場に朝からいたのは4から6名の市民で、通行の4名くらいからは「え?切るの?知らなかった、今日?」という反応。
残りの管埋設工事は、平成26年8月の豪雨災害に伴う浸水という災害から民家や住民を守った水路を暗渠にする工事で、昔からの治水の観点から「減災施設」を無くす市の暴挙であると考えています。
また、工事手法の変更PRは市の広報でされていますが、多角的な検討をされたかは不明。市民の不安は払拭できていない状況です。
そんな悶々とした中、「出前説明会の開催をお断りする」との返事が来たのです。市民の知る権利を拒否する規程や規則はないにも関わらず。。
工事の説明を求めたときと同様「市の意向、決定として」
市の意向?市長?職員?ここは民主主義を少なくても掲げる国で、市民参加条例のある街ですが、これ。
気になりすぎて市民政策室に電話で問い合わせました。
その件は相談されて調整し、この結論に至りました。と。
職員が条例も制度も知らない。市民のために努める自覚もない。市民政策室に電話で質問しても同様で、内部で調整したとの回答。何調整するねん!なんの力働いてるねん。
現在文書での回答を求めています。回答者は市長名なのか?機能しない議会も含めて私は絶対に折れない、負けたくない。
市民の財産である公共物の扱いをそこに住居がある特定の人に求めるのはもってのほかです。
一市民としての反省は、箕面市民は市民参画の重要性をある日忘れてしまったのかもしれない。ということ。それが理解できていない人物を市長にしてしまったこと。
そして、市長の責務である「まちづくり」を「都市開発」と勝手に取り違えたのかもしれない。が、真摯に向き合おうとはなさらないのは、市民の最大の奉仕者のリーダーとして不適格であると考えます。
市民からの求めには情報公開に努め、協働で作っていくとの精神は、いまの市政には1mmも該当しません。
そこを問題提起できていなかった、そんな大人ばかりで罷り通してしまったのは反省である。と思いました。
しかしながら、私1人でも情報を説明を求めている限りは市は全体の奉仕者としての対応をするのが、義務であるはずです。
こんな腐った街を蘇らせたい、市民の参加を再び起こし、まだ使われていない「市民投票」の発動も考えながら、「市民のつくるまちづくり計画」を今年は考えていきたいと決意を固めたのでした。
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