2月5日に市立病院が変わるってほんと?市民ミーティングを開催し、オンラインお申し込みと当日会場参加の方を含めて合計80名で実施しました。
パネリストには、川西市民病院の解説者や現状の紹介者に加え、市立病院の職員や希少難病を患っている市民の方を迎えました。
市立病院が、公的病院だからできる配慮や他の病院に搬送されても診療できない場合の受け入れ先であることもお伺いしました。コロナ禍での分娩対応、骨粗鬆症と婦人科など関連診療についての話、認定看護師さんの配置などについても伺えました。
「医療の質は人材から」それこそ日本一親切な病院ではないのか?公的病院のあるべき姿を垣間見た時間でした。
実際の参加者の方は指定管理者制度自体もご存じなく、再編ネットワークなども、お知りになられてませんでした。難しいですよね。
市民に1番影響が出るのは、希少難病を患っている方からのお話でも出てきましたが、
「急変した時に受け入れてもらえるのか」です。症例の少ない難病だと、そのデータを蓄積して、医療スタッフの積み重ねでの対応があってこそ助かる命もあります。それが運営が民間医療法人になった時に引き継がれるのか?継続されるのか?その点はどうなのでしょう。
福祉的に市が見ていくべき方々の対応はどうおこなっていくのでしょう。公的施設であれば、産まれてからさまざまな場面での連携や情報交換がスムーズに行えることがあります。その繋がりをどう確保していくのか、全く先が見えておりません。
また、診療分野連携(機能連携)を豊能地域でやれば特に診療科を新たに増やす必要もないと私は考えましたが、「それなら儲からない」という市議会議員。
ここで出てくるのは、「公立病院は儲からないといけないのか」と「公的施設は利益を得るためにやるのか」という問題点です。
全ての分野で利益を追求したらどうなるのでしょうか。
市民がいざという時に心配なくかかれる、技術力と看護力の高い安全安心な環境は、市の直営でしか補償できないのではないのか。と、わたし自身はさらに重く考える日となりました。
3月議会に運営手法の変更の条例が出されそうです。なんとしても止めたい。
できる限り多くの市民の目に触れる内容にしたいため、市民スタンディングを開催します。ぜひご参加ください。
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